概要 SimtoolsはSwarmの標準ライブラリ(stdlib)です。このライブラリに属しているのは他のライブラリに納めるのは適当でない雑多で便利なクラスです。たとえば、InFile、ObjectLoaderや、その他のI/Oクラスが含まれています。ただし、これらはすべて非GUIのクラスです。この種のクラスで、リンク時に提供されるGUIツールキットに依存するものについては、simtoolsguiライブラリのドキュメンテーションを参照してください。 |
以下は、<simtools.h>がインポートする他のヘッダファイルです。
#import <objectbase.h> |
特別なグローバル関数 - global.h。initSwarm()を呼び出したいとき、また各シミュレーションで生成されるあらかじめ初期化された重要なオブジェクト群へのアクセスを獲得したいときは(たとえばprobeDisplayManager)、そのコードにsimtools.hをインクルードしなければなりません。
1.0.5 -> 1.1. simtoolsは、simtoolsとsimtoolsguiという2つに分離しました。GUIに関連するクラスはすべてsimtoolsguiに移動したため、純粋なバッチモードのシミュレーション(Tk/Tcl/BLT、Java AWTや、その他のGUIツールキットを必要としないシミュレーション)をコンパイル、リンクすることができます。
1.0.4 -> 1.0.5. GUISwarmは、GUICompositeクラスから継承するようになりました。GUICompositeはtkobjcプリミティブへのアーカイブキーのパススルーを処理するため、setControlPanelGeometryRecordNameメソッドが不要になり、その代わりにマクロSET_WINDOW_GEOMETRY_RECORD_NAMEが提供されています。
1.0.3 -> 1.0.4. すべての関数に下位互換があります。追加機能もありますが、解説されなくなった機能もあります。
ドキュメンテーションと実装の現状
simtoolsライブラリは、1.0.4のsimtoolsライブラリの状態にアップグレードを重ねてきました。したがって、インターフェイスはライブラリインターフェイス仕様に従い、ドキュメンテーションの書式はこれを反映するようになっています。新しい機能以外にユーザに与える影響はありません。