ProbeLibrary

フェーズ: Using

• - setDisplayPrecision: (int)nSigDisplay
  setDisplayPrecision:メソッドは、GUIウィジットで表示される浮動小数点数と倍精度浮動小数点数の有効数字をセットします。このメソッドが実装されているのは現在VarProbeだけで、MessageProbeには実装されていません。setDisplayPrecisionメソッドによりグローバルなProbeLibraryインスタンスから検査されたprobeは、どれもがこの表示精度にアクセスできます。ただし、probeごとにこのグローバルなデフォルトを変更することができます。その場合は、既存のprobe上でsetFloatFormatメソッドを使用します。

• - (int)getDisplayPrecision
  getDisplayPrecisionメソッドは、ProbeLibraryインスタンスにセットされた現在の表示精度を取得します。

• - setSavedPrecision: (int)nSigSaved
  setSavedPrecision:メソッドは、ObjectSaverを通じて保存される浮動小数点と倍精度浮動小数点数の有効数字をセットします。つまり、倍精度浮動小数点数を含むすべての浮動小数点数に、グローバルなデフォルト精度が設定されます。この浮動小数点精度は、ObjectSaverクラスを通じて保存されるすべての数値に影響します。現在のところ、個々のprobeがこのグローバルなデフォルトをオーバーライドする方法はありません。

• - (int)getSavedPrecision
  getSavedPrecisionメソッドは、ProbeLibraryインスタンスにセットされている現在の精度を取得します。

• - (BOOL)isProbeMapDefinedFor: (Class)aClass
  isProbeMapDefinedFor:メソッドは、そのクラスのProbeLibraryにnilでない値があればTrueを返し、さもなければFalseを返します。

• - getProbeMapFor: (Class)aClass
  getProbeMapFor:メソッドは、aClassクラスのProbeMapを返します。特定のProbeMapが設計されて、そのクラスのProbeLibraryにインストールされていれば、その特定のProbeMapが返ります。カスタムProbeMapが設計、インストールされていなければ、CompleteProbeMapが作成されて返されます。

• - getCompleteProbeMapFor: (Class)aClass
  getCompleteProbeMapFor:メソッドは、あるクラスのすべてのインスタンス変数とメッセージ(継承した変数とメッセージを含む)のProbeを含んだProbeMapを返します。現在のProbeLibraryの実装では、CompleteProbeMapはキャッシュされません。

• - getCompleteVarMapFor: (Class)aClass
  getCompleteVarMapFor:メソッドは、あるクラスのすべてのインスタンス変数(継承した変数を含む)のProbeを含んだProbeMapを返します。MessageProbeは含まれません。

• - getProbeForVariable: (const char *)aVar inClass: (Class)aClass
  getProbeForVariable:inClass:メソッドは、probeライブラリの適切なProbe群から"チェックアウト"されたprobeを返します。注意：返されるprobeはキャッシュされます。これにより変更が加えられる前にprobeはクローン化され、将来同じprobeへリクエストがあっても、その結果には変更の影響が出ません。

• - getProbeForMessage: (const char *)aMessage inClass: (Class)aClass
  getProbeForMessage:inClass:メソッドは、probeライブラリの適切なProbe群から"チェックアウト"されたprobeを返します。注意：返されるprobeはキャッシュされます。これにより変更が加えられる前にprobeはクローン化され、将来同じprobeへリクエストがあっても、その結果には変更の影響が出ません。

• - setProbeMap: aMap For: (Class)aClass
  setProbeMap:For:メソッドは、probeMapに標準のprobe mapをセットします。返されるProbeはライブラリ自身に作成されたかのようにキャッシュされます。