概要 SwarmのSpaceライブラリは、エージェントが相互に作用する環境を構築するときに、それをアシストするための"さわり"部分となるライブラリです。一般に、エージェントが変化するにつれて環境も変化するはずですが(見方次第では、環境自身がもう1つのエージェントです)、多くのシミュレーションは、総称コードによって有効にサポートされるような類似環境を持っています。 現在のspaceライブラリは単純な種類の離散2次元空間を解決できるだけですが、将来には改良が予定されています。簡潔に言えば、座標はオブジェクトの状態に昇進しなければなりません。この座標に望まれるのは、様々なスケールや境界条件を持つ空間が共通の参照系を通じて相互作用できることです。さらに、連続座標、他次元、任意のグラフなどがその他の空間型として望まれます。 |
Swarmの特定のバージョンに対して、明らかな互換性の問題はありません。
ドキュメンテーションと実装の現状
Swarmは社内開発やユーザからのフィードバックを通じ、ユーザベースの必要条件に応じて成長するオープンエンドなシステムです。それゆえ、我々はユーザのグループが共通の必要条件を認識し、(ツール、ライブラリの両方に)より洗練された提案がなされるように、大部分の一般的な要求事項を網羅したリストを管理しています。
'ダブル'空間: "距離"の概念を処理できるようになり、"私のX半径内には他にどのオブジェクトがあるのか?"といった形の問題に答えられるようになりました。最初に実装したこの種の空間は、以後Ginger Boothの再提供を受けており、十分に基礎として役に立つでしょう。
完全なバッチモードサポート: Swarmがバッチモードで実行できるようになりました。バッチモードでは、ユーザが実装しているモデルに幅広いパラメータを構成できます。しかし、我々はそれでもファイル操作に適した、標準化されたサポートを提供する必要があります(たとえば、実験のパラメータはファイルから簡単にロードできなければなりません)。このため、そのようなファイルI/Oに必要なコーディングをユーザの側で行わなくても良いように、バージョンがV1.0になる前にFileオブジェクトを提供する予定です。
分析ツールの充実: averagerオブジェクトは、与えられた入力ストリームの平均値、最小値、最大値、カウントを生成します。また、エントロピーや相互情報、その他の測度を計算する似たようなツールも追加したいと思います。