X. Spaceライブラリ

目次
Ca2d — セルラーオートマタの抽象プロトコルを定義します。
ConwayLife2d — 古典的なConwayの2次元ライフゲーム。
DblBuffer2d — ダブルバッファ空間。
Diffuse2d — 蒸発を伴う2次元拡散。
Discrete2d — 2次元離散空間のルートクラス。
Grid2d — エージェントの2次元コンテナクラス。
Int2dFiler — Discrete2dオブジェクトの状態を保存します。
Object2dDisplay — 2次元配列のオブジェクトを表示します。
Value2dDisplay — 2次元配列の値を表示します。
General — 様々な空間のオブジェクトを視覚化するツール。

1. 依存関係

以下は<space.h>にインポートされる他のヘッダファイルです。
#import <objectbase.h>
#import <gui.h>

2. 互換性

Swarmの特定のバージョンに対して、明らかな互換性の問題はありません。

ドキュメンテーションと実装の現状

Swarmは社内開発やユーザからのフィードバックを通じ、ユーザベースの必要条件に応じて成長するオープンエンドなシステムです。それゆえ、我々はユーザのグループが共通の必要条件を認識し、(ツール、ライブラリの両方に)より洗練された提案がなされるように、大部分の一般的な要求事項を網羅したリストを管理しています。

'ダブル'空間: "距離"の概念を処理できるようになり、"私のX半径内には他にどのオブジェクトがあるのか?"といった形の問題に答えられるようになりました。最初に実装したこの種の空間は、以後Ginger Boothの再提供を受けており、十分に基礎として役に立つでしょう。

完全なバッチモードサポート: Swarmがバッチモードで実行できるようになりました。バッチモードでは、ユーザが実装しているモデルに幅広いパラメータを構成できます。しかし、我々はそれでもファイル操作に適した、標準化されたサポートを提供する必要があります(たとえば、実験のパラメータはファイルから簡単にロードできなければなりません)。このため、そのようなファイルI/Oに必要なコーディングをユーザの側で行わなくても良いように、バージョンがV1.0になる前にFileオブジェクトを提供する予定です。

分析ツールの充実: averagerオブジェクトは、与えられた入力ストリームの平均値、最小値、最大値、カウントを生成します。また、エントロピーや相互情報、その他の測度を計算する似たようなツールも追加したいと思います。

改訂履歴 (space)