EndsOnlyオプションが指定されていなければ、IndexSafetyのデフォルト値はUnsafeAtMemberです。つまり、あるインデックスが位置するメンバに影響する操作、あるいはインデックスがメンバ間にあるときはその直近のメンバに影響する操作を除けば、インデックスはどんな操作にも本質的に安全です。EndsOnlyオプションが指定されている場合のIndexSafetyのデフォルト値はUnsafeです。この場合、メンバを追加や削除する操作がなされればインデックスは破損します。どんな場合でもインデックスを安全に保ちたければSafeAlwaysを指定してください。
List型は、Collectionのすべてのメッセージをサポートします。デフォルトのオプションで作成した場合、整数オフセットによるアクセスの処理速度は特に向上しません。
リストはまた、メンバの追加や削除の犠牲が非常に低いという点で、最も動的な基本コレクションの1つだと言えます。任意の位置からのメンバの削除は、メンバの追加とまったく同様に簡単です。リストはメンバの数に合わせて自動的に伸縮します。リストが拡大するサイズに制限はありません。
リストは外部的に割り当てられたある位置を全メンバの十進数列で管理するコレクションです。十進数列はメンバが追加される位置によって確立されます。メンバはリストの最初、最後、中間の任意のポイントに追加できます。